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「熊本」について

熊本県の人口は、男性が825,198人、女性が920,655人、総人口1,745,853人(2019年現在)です。 

熊本は、昔から「肥後の国」として全国に名を知られ、「熊本城」はじめ「阿蘇」や「天草」他にもたくさんの観光地が全国でも有名です。
熊本県は九州の中心に位置し、福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県と隣接しています。
九州管内であれば、高速道路を利用して各県への移動が可能(沖縄県除く)です。
鉄道・電車での移動に関しても福岡からも新幹線で30分~40分程度、また現在は鹿児島まで新幹線でのアクセスも確立されております。
熊本市内は1924年(大正13年)8月1日に開通した路面電車が運行しており、現在も市民にも愛され続け、通勤や通学、移動手段の一端を担っています。

「熊本地震」について

2016年(平成28年)4月14日、21時26分に最大震度7、4月16日、1時25分にも最大震度7、また震度6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生しました。この一連の地震で熊本から大分にかけて甚大な被害が発生しました。今も復興に向け、各地で復旧工事が続いています。

・震源地である益城町は2度の震度7という大地震でかなりの被害が出ました。残念なことですが地震による直接的な死者も、間接的な被害による死者も出ました。
熊本市の東区から益城町に近づくほど、建物の倒壊や道路の亀裂、土手の崩落がひどくなっており、益城町に入るときれいな状態の家屋やビルを探すのが大変なくらい甚大な被害が出ました。
震源地付近の田畑はまるで映画のシーンのように亀裂が入り、大きな裂け目ができており、道路も亀裂や盛り上がった部もできていて、益城町に近い熊本市東区や隣町の御船町や嘉島町、また西原村も同様に甚大な被害を受けました。
だいぶ復旧は進んできましたが以前はあった建物が無くなったり、建て代わったりしているので地元の皆さんも「違う場所に来たようで、目的地までの道を間違えそうだ」と言っている方も少なくありません。
多くの皆様方のご支援や応援で少しずつですが復興が進んでいる益城町。以前のように自然豊かで美しい街並みが一日も早く戻るように皆が待ち望んでいます。


・阿蘇山で有名な阿蘇地方や南阿蘇地方も多くの被害を受け、阿蘇山頂へ向かう道路もあちこちで崩落したり、阿蘇地方へ向かう途中の南阿蘇の、通称、阿蘇の赤橋、「阿蘇大橋」も崩落し、一時的に阿蘇方面への道路が寸断されました。追い打ちをかけるように阿蘇山の噴火が起こり、阿蘇山頂や観光地の「草千里」へも立入りができなくなっていました。現在は少し遠回りにはなりますが代替えの道路も開通して、噴火が落ち着いているときには阿蘇山頂や「草千里」への観光もできるようになりました。現在の状況は阿蘇市観光協会からご確認ください。


・熊本のシンボル「熊本城」も地震により甚大な被害を受け、「武者返し」で有名な石垣が崩れ落ちた様子は全国で何度も放送され熊本県民の多くがショックを受けました。
お城の石垣の約1割程度が崩落、約3割が修復が必要になり、懸命に復旧が進められてきた甲斐もあり、大天守の囲いも外されお城も立ち入りできない場所はあるものの、復旧工事のない、日曜、祝日限定ですが見れるようになりました。現在も日本全国、また海外の皆様からの思いに応えるべく、日々復旧工事が進んでいます。現在の状況や修復の具合、イベントのご確認はこちらの公式ホームページからご確認ください。